ウスベニアオイの青色はアントシアニン色素であるため、ハーブティーにレモン汁をたらすと液性が酸性に変化して一瞬でピンクに変色します。
粘液質を豊富に含むため、欧米では昔から風邪によるのどの痛みやせき、それに胃炎や尿道炎などに用いられ、また皮膚のトラブルに湿布やパックとして活用されています。
一般的にはマロウブルーと呼ばれています。
学 名: Malva sylvestris
科 名: アオイ科
使用部位: 花部
主要成分: 粘液質(多糖類)、アントシアニン、タンニン
作 用: 皮膚・粘膜の保護、刺激緩和
適 応: 口腔、咽頭、胃腸、泌尿器の炎症
(出典:日本メディカルハーブ協会「メディカルハーブ検定テキスト」)